ドライマウスと薬の副作用の関係

ドライマウスの原因Q&A

“薬の副作用”によるドライマウスとは?

患者数が増加傾向にあり、現代病ともいわれる「ドライマウス(口腔乾燥症)」。ここではドライマウスを発症する原因の一つである、“薬の副作用“について説明したいと思います。

 
ドライマウスの患者さんの中で、薬の副作用によって発症する人は意外と多いです。ではどんな薬によってドライマウスを引き起こしてしまう可能性があるのかいくつか挙げてみたいと思います。

 
利尿薬
気管支拡張薬
交感神経抑制薬
抗高血圧薬
抗うつ薬
抗不安薬
抗パーキンソン薬
抗てんかん薬
抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)
鎮痛薬

 
このように様々な薬にドライマウスを発症する可能性があり、①~④のような循環器系統の薬や、⑤~⑧のような精神疾患系統の薬は特に多いです。また、⑨や⑩のような市販薬としても購入可能な薬にも、ドライマウスの症状が副作用として表れる場合があります。更に上記のような薬を日常的に複数服用している人は症状が酷くなるということもあります。

 
常備薬を持っている人や、普段から薬を飲む習慣がある人でドライマウスに悩んでいる人は薬による副作用を疑いましょう。ドライマウスの症状を確認できる場合はできるだけ早めに医師に相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。
 

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