ドライマウスと加齢の関係について

ドライマウスの原因Q&A

ドライマウスと加齢の関係について

ドライマウスは発症する原因としてはいろいろなものがありますが、その中の1つに「加齢」が挙げられます。なぜ加齢がドライマウスに関係するのか、いくつか原因をまとめてみました。

唾液量の減少

そもそも高齢になると唾液を分泌する唾液腺の機能が低下し、唾液量が少なくなります。ドライマウスは文字通り、口が乾く病気でもあるので、唾液量はドライマウスを発症する可能性と比例しているのです。そのため高齢になるとドライマウスを発症しやすくなります。

歯が弱くなるため

高齢になると歯が弱くなったり、または入れ歯などによって食事がしづらくなった、硬いものを食べなくなったなどの食生活の変化が起きる場合があります。こういった食事の変化は唾液量の減少に大きく関係しています。

 
唾液は食品の消化を行うものでもあるので、よく噛めば噛むほどよく分泌され、また食事量が多ければ多いほど唾液量も増えるのです。そのため高齢になって歯が弱くなると食事が辛くなったり、噛む回数必然的に減ることで唾液減少の要因となっています。

薬の副作用

高齢になって病気を患い、薬を飲む機会が増えたという人もいると思います。薬がどう関係しているかというと、ドライマウスは薬の副作用により引き起こされる可能性もあるからです。

 
降圧剤や抗アレルギー薬などは、唾液を減少させる副作用がみられる場合があります。薬を飲む機会が多い人は、こういった唾液の減少の副作用に見舞われる機会が増えるので高齢になって薬の副作用によって引きこされるドライマウスで悩む人も多いのです。
 

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